ここでは「カセットこんろコン郎ボンベ」と「ライター用ベスタガスボンベ」のガス抜き方法をご案内します。

「はじめに」と「警告」を必ずお読みください。

はじめに

icon_attention18x16 注意:必ず読むこと

1.ボンベの廃棄処分につきましては、あくまでも通常のご使用方法でガスを使い切ってから廃棄処分していただきますようお願いいたします。
こんろ用ボンベはこんろにセットしてお湯を沸かすなどして使い切って下さい。


2.ボンベはお住まいの自治体により廃棄処分方法が異なります。
処分方法につきましては、地元各自治体の広報、ホームページ等でご確認いただくか、各自治体の清掃局等、担当部署へ事前にご確認ください。


3.下記の方法でボンベのガス抜きを実施される場合には、作業の前に必ずこのページの内容を最後まで充分お読みいただいてから、安全をご確認の上、

お客様の個人の責任において実施してください。

またこのページの内容は、対象品が弊社(株式会社 東海)の製品であることを前提としています。お手持ちの商品が東海製品以外の場合は各メーカー様へお問い合わせ下さい。

下記の「icon_attention18x16 警告」は必ずお読み下さい。この警告を無視して誤った取扱いをすると、使用者が死亡または重傷を負う可能性、想定される事柄を表示しています。

icon_attention18x16 警告

作業の前にかならず読むこと

1.作業はかならず直射日光が当たらず、風通しがよく、火の気や可燃物がまわりにない屋外で実施して下さい。

ガスは空気よりも重く、下に流れたまりやすい性質を持っています。
室内で作業をすると、ガスが滞留して引火による火災・爆発や吸引事故の危険があります。

人の通行がある場所では実施しないでください。
通行者が引火による火災・爆発、ガスの吸引事故にあうおそれがあります。作業は人通りのない場所で行って下さい。
作業終了まで、ボンベから目を離さないようご注意下さい。


2.この作業は引火・爆発によるやけど・けが等の事故、吸引による事故のおそれがあります。

作業の際には火気にご注意の上、ボンベから風上の位置になるように立ち、風下に人がいないことを確認してください。

また、風下に住居の窓がある場合は、室内にガスが入らないように窓を閉めるなど、対策をしてください。

静電気でガスに引火する危険性があります。
服装に注意して、静電気除去グッズを使用するなど対策をして下さい。


3.ガスは多量に吸引すると酸素欠乏・窒息のおそれがあります。
吸い込まないようにご注意ください。

ガスには臭いがつけてあります。タマネギの腐ったような臭いがします。
作業中、臭いを強く感じたり、気分が悪くなったら直ちに作業を中止してください。


4.この作業はボンベに蓄えられた液化ガスを気化(液体から気体に)させてガスを抜く方法です。ガスが気化する際には、気化熱による冷却効果でボンベの金属缶・部品が冷たくなる場合があります。肌の弱い方は冷たくなった部品で肌を傷める危険性がありますので、直接触れる事はやめて下さい。
必要に応じて軍手、手袋などをお使いください。


5.この作業は安全のため必ず大人が作業をするようにして、子供を近づけないようにして下さい。

こどもはちかづいてはいけません!

ここから先がボンベのガス抜き作業の方法です。よく読んでから作業を行って下さい。

用意するもの

軍手または厚手の手袋(必要に応じてご用意下さい)

作業方法

手順1

上記の「警告」に従って屋外で安全に作業できる場所を確保してください。
ボンベから風上の位置に体がくるように立ち、風下に人がいないことを確認してください。

また、風下に住居の窓などがある場合は、室内にガスが入らないように窓を閉めるなど対策をして下さい。

手順2

ボンベのキャップを外しボンベを上下逆さまにしてください。

手順3

ガス抜きを始める前に、もう一度まわりの火気や可燃物に注意して下さい。

確認ができましたらガス抜きの開始です。
ボンベの底の方を持ち、できるだけ手を伸ばし、ボンベを身体から離してください。

ボンベの下になっている先端部分(ステム)を石やコンクリートなどの硬いところに押しつけて下さい。シューッという音とともに気化したガスが抜けていきます。
この時、大量にガスが抜けている状態ですから注意して下さい。

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(写真左)コン郎こんろ用ボンベ (写真右)ライター用ボンベ
ガス抜きは必ず硬いものに押し当てて行ってください。
土などの軟らかいところですと、先端部分が目づまりをしてガスが抜けなくなり危険です。

未使用のこんろ用ボンベの場合、1本あたり約7〜8分ほどでガスが抜けます。一気にガスを抜くのではなく火気や可燃物、ガスの吸引に対する安全を確認しながら数回にわけて行って下さい。
液化ガスが、液だまりをつくる場合があります。その場合は、ガス抜きを中断し、液体が気化するまで待ってから、再開するようにしてください。

手順4

ガス抜き終了後、容器を振ってみて、サラサラとした音がしなくなれば作業終了です。

まだ音がする場合はガスが残っています。もう一度手順の1からやり直して下さい。

こんろ用ボンベの場合、こんろをお持ちの方は、念のためこんろにボンベをセットして数回着火作業を行い、火がつかない事をご確認下さい。

作業終了後、お住まいの自治体の指示に従い分別して処分して下さい。

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●内容は最終更新日現在の情報です。製品仕様等の変更により情報が変更となる場合があります。

安全に関するご注意

製品を御使用の前に「取扱説明書」や「使用上の注意」等をよくお読みの上、正しくお使い下さい。